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2024.02.20

足場に関する法令が改正される!変更点を押さえておきましょう

外壁塗装を行う際に必要なのが、足場です。
この足場は法改正が過去何度も行われましたが、2023年にも労働安全衛生規則が改正されています。

この記事では、足場に関する法令が改正された背景と現場での課題と法改正の具体的な内容と施行時期についてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。

 

□足場に関する法令が改正された背景と現場での課題

墜落・転落事故は建設業における死亡災害の約40%を占め、休業4日以上の死傷災害でも約30%を占めています。
特に足場の使用と点検に関する問題は深刻で、墜落・転落箇所として屋根等の端、開口部、足場などが挙げられます。

墜落制止用器具の義務化により、高所作業に関する意識が高まり、一定の効果が見られました。

しかし、依然として墜落・転落災害は多く発生しており、特に小規模工事でのリスクは高いです。
一側足場は設置コストを抑えられる反面、安全性が低下し、多くの事故に繋がっています。
また、足場の点検も形式的に行われがちで、実効性に欠ける状況があります。

このような現状から、墜落・転落事故を減少させるための対策が急務となっており、その一環として法改正が行われることとなりました。

 

 

□法改正の具体的な内容と施行時期

墜落・転落事故防止のため、厚生労働省は足場に関する労働安全衛生規則を改正しました。

 

*1:点検者の指名義務

2023年10月から、足場の点検時には事業者または注文者が点検者を指名することが義務付けられます。
点検者は適切な知識と経験を持つ人が望ましいとされ、より責任を持って点検が行われることが期待されます。

 

*2:足場の点検記録

同じく2023年10月から、足場の組立て、一部解体または一部変更後の点検後に、指名した点検者の氏名を記録し保存することが求められます。
これにより、点検の透明性が高まることが予想されます。

 

*3:一側足場の使用範囲の明確化

2024年4月からは、一側足場の使用範囲が明確化され、本足場を使用するために十分な幅がある場所では本足場の使用が義務付けられます。
これにより、足場からの墜落防止措置が強化されます。

 

 

□まとめ

この記事では、足場に関する法令が改正された背景と現場での課題と法改正の具体的な内容と施行時期についてご紹介しました。
墜落・転落事故を減少させ、より安全な作業環境を実現するために、これらの法改正内容を理解し、適切に適用していくことが重要です。
安全第一の精神で、常に最新の情報に留意し、安全な作業環境の維持に努めましょう。

当社では、外壁塗装リフォームの支援を行っておりますので、ご不明点等ありましたら、お気軽にご相談ください。

 

 

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